「キーンランドC・G3」(26日・札幌9R)、北の大地で、3歳牝馬のクーヴェルチュールが並み居る古馬を蹴散らした。2番手から抜け出し、そのまま先頭でゴール。古馬との斤量差はあったが、横綱相撲の強い勝ち方で、待望の重賞初制覇となった。これで6F戦は7戦5勝。スプリンターズS(9月30日・中山)で一気に頂点を目指す。
あと100メートル。内からワイルドシャウト、外からアグネスラズベリが猛追してくる。しかし、51キロの斤量を味方に付けたクーヴェルチュールの勢いは、最後まで止まらなかった。
2番手から直線で抜け出し、後続をそのまま抑え込む完ぺきな勝利。パートナーの横山典は「斤量差はあったけど、強い勝ち方をしてくれた」とほおを緩めた。
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重賞初制覇を達成。「短いところは本当にいい馬だね」と笑顔を見せる。新潟競馬場で勝利を見届けた国枝師も「うまく乗ってくれたね。折り合っていたし、勝ち方も良かった」。新潟競馬場で観戦しての重賞Vは、NHKマイルC(ピンクカメオ)のときと同じ。「果報は寝て待てかな」と冗談交じりに喜んだ。
クーヴェルチュール、ピンクカメオの3歳牝馬に引っ張られ、厩舎も絶好調。アメリカJCCを制したマツリダゴッホも合わせ、今年、重賞3勝目となった。そして、来週の札幌記念にはマツリダゴッホ、サイレントプライドの有力2頭がスタンバイ。まだまだ勢いは止まりそうにない。
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