「関屋記念・G3」(5日・新潟)、初めての砂の舞台で3着。前走の関越Sは、ニシノナースコールの目下の充実ぶりを象徴するレースだった。「休み明けでプラス18キロ。初めてのダート戦でレコード決着の3着でしょ。満足のいく内容だったと言えるね」と尾形師は明るい表情で振り返る。
前走後は新潟競馬場に残り、調整が続けられてきた。これは当初からの予定どおり。「輸送で体が減る馬だからね。中1週で輸送してまた作り直すより、残った方がいいと思って。でもちょっと計算違いのこともあったんだ」。
“計算違い”とはこうだ。例年この時期は、10頭以上の馬が競馬場に残って次走に備えているもの。
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しかしフタを開けてみれば、この馬を含めた尾形厩舎の2頭だけしかいなかった。ひとりの厩務員が世話をしているため、調教も運動も1頭きりとなってしまう。「広い新潟競馬場を貸し切り状態だよ」と師は苦笑いする。そのためか、馬が妙に落ち着いているのだという。「それがいいのか、悪いのか。やってみなければわからないけどね。取り越し苦労に終わるかもしれないし」。半信半疑なのもうなずける。
しかし不安といえばその1点のみ。状態に関しては何も気がかりなことはない。「カイバ食いが悪いとか疲れているとか、そんなところは一切ないね。体のハリなんかは良すぎるぐらいだよ。距離も合うし直線の長いコースもいいからね」とトレーナーは胸を張る。先週は5歳牝馬サンレイジャスパーが小倉記念を制した...
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