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<小倉記念>◇29日=小倉◇G3◇芝2000メートル◇3歳上◇出走12頭
サンレイジャスパー(牝5、栗東・高橋成)が重賞挑戦13度目で悲願を達成した。これまで2着4回。あと1歩届かなかったタイトルを、佐藤哲三騎手(36)の好騎乗に導かれてつかんだ。勝ち時計は1分58秒7。1月の落馬による負傷で出遅れていた佐藤哲も、今年初の重賞勝ちに喜びをかみしめていた。
中団を進みながら、昨年の小倉記念が佐藤哲騎手の頭をかすめた。仕掛けが早かったため、ゴール前で失速。その二の舞いにならないよう、慎重に時を待った。
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4角手前で外へ持ち出し、直線入り口で手綱を押し出す。絶妙のタイミングがサンレイジャスパーの末脚を引き出した。前で粘るニホンピロキースをとらえ、1馬身差をつけて快勝だ。
前走のマーメイドSを含め、重賞で2着4回。惜敗を重ねるたびに「重賞を勝たせたい」という佐藤哲騎手の思いは増した。「良かったです。今日は本当に良かった」。念願の重賞制覇は二重の喜びでもあった。佐藤哲は1月に落馬し、左肩甲骨を骨折。重傷だったが驚異的な回復を見せて4月に復帰し、これが今年初の重賞勝ちとなった。「今日はゲートだけを気にしていたけど、調子がいいと勝手に出てくれるね」。
梅雨明け後の夏空もジャスパーの勝利に味方した。冬は食が進まず、1日かけてカイバを食べる。気温が上昇すれば食欲も増し、前々走後から体調はみるみるうちに良くなった...
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