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東北の夏祭りの先陣を切って23日、国指定重要無形民俗文化財の相馬野馬追が開幕した。初日は旧相馬藩の5つの郷で出陣式を行い、先祖伝来の甲冑(かっちゅう)に身を固めた約500騎の騎馬武者が街を勇ましく進軍した。
総大将を擁する宇多郷(福島県相馬市)では午前7時半、相馬中村城跡北三の丸にある相馬家邸宅で、出陣式を前に「三献の儀」が厳かに執り行われた。
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総大将を務める相馬家第313代当主・和胤さんの二男陽胤さん(31)が祝いの神酒を飲み干し、祭りの安全を祈願した。
出陣式では陽胤さんが「威風堂々と行進し、数々の武勲を挙げることを願う」と訓示。騎馬武者は全員で旧相馬藩の国歌と言われる「相馬流れ山」を斉唱して士気を高め、ほら貝の合図とともに次々と市中に繰り出した。
沿道には多くの観光客や市民が詰め掛け、色鮮やかな旗指し物をなびかせながら堂々と進軍する騎馬武者に、大きな拍手と歓声を送った。
午後には雲雀ケ原祭場地(南相馬市原町区)で宵乗り競馬が行われた。