今週の函館メーンは恒例のハンデ重賞・函館記念(G3、芝2000メートル、22日)。クラシック路線を沸かせたナムラマース(牡3、栗東・福島信)が、秋へ向け早くも始動する。函館入厩後の気配が良好なことから、陣営は今回の出走を決断した。53キロの軽量を武器に、19年ぶりの3歳馬Vを狙う。
3歳馬の函館記念挑戦は01年プレジオ以来6年ぶりとなる。ナムラマースが出走を決めた理由は3つだ。
(1)体調 何よりも状態の良さ。調教をつける柴田助手は「本当に状態がいい。タフな馬で頭が下がる」と目を細める。当初はダービー後、函館で休養して8月の札幌記念から始動するはずだった。
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しかし、気候のいい函館では疲労の回復が早く、6月6日の入厩後は右肩上がりに体調が良化。「元気が良すぎるぐらい。札幌まで待ったら間があき過ぎる」(同助手)との判断で出走を決めた。
11日の1週前追い切りでは、新コンビを組む秋山騎手が手綱を取り併せ馬を敢行。条件馬に遅れはしたが5ハロン65秒5と、ウッドチップでは動かない馬としては十分な時計が出た。「今週は本馬場で気合をつければ十分」(柴田助手)。
(2)ハンデ 古馬との初対戦となるが、ハンデ戦の分だけチャンスは広がる。「3歳ならそれほど背負わされない。古馬を相手にどんな競馬をしてくれるか」と柴田助手は語る。53キロは想定していた重量よりも軽い。有力馬との差を利し、上位を狙う...
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