「アイビスSD・G3」(15日・新潟11R)、またしても牝馬だった。サマースプリントシリーズの第2戦を制したのは、5歳牝馬のサンアディユ。13番人気の低評価も納得。今回が初芝、しかも休み明けだった。これで牝馬は3年連続V。同レース7回の歴史でも5頭目のVとなった。2着に1番人気のナカヤマパラダイス、3着にも牝馬のクーヴェルチュールが入り、3連単は40万円超の波乱となった。
新潟競馬場に詰めかけた2万1千人を超す観客の声が悲鳴へと変わった。13番人気の伏兵の激走に、最後は驚きの声がこだました。
「スタートで遅れたからリズムを崩さないように乗った。
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残り半分くらいで自分からやる気を出してくれて、そこからモマれないところに出してやったのが良かった」と村田。独特な直線千メートル。各馬がこぞって馬場のいい外ラチ沿いを目指す中、あえて他馬を避けるように内側に進路を取った。この絶妙の判断が、初めての芝で戸惑うこともなく、スピードとパワーを全開させる要因になった。
アディユとのコンビはこの日が初めて。同馬に5度騎乗している小牧にレース前、村田は指南を求めた。「小牧さんも“芝の方がいい、たぶん走るぞ”って。人気がないから気楽に乗れたこともあるけど“モマれるとダメ”とも言われたから、他馬のいないところを進んだ。今日はとにかく馬がよく走ってくれた」。新潟県柏崎市出身の28歳は、自身2度目の重賞制覇を地元で挙げた喜びを隠さなかった...
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