<七夕賞>◇8日=福島◇G3◇芝2000メートル◇3歳上◇出走16頭
後藤浩輝騎手(33)が落馬負傷の痛みを乗り越え、サンバレンティン(牡6、栗東・佐々木晶)に2つ目の重賞タイトルをもたらした。勝ちタイムは2分0秒3。最終レースも快勝した後藤は、通算12勝で夏の福島リーディングに輝いた。JRA移籍後初の福島参戦となった安藤勝騎手のアドマイヤモナークが2着、ユメノシルシが3着。1番人気のヴィータローザは4着に敗れた。
後藤騎手は痛みをこらえながら懸命にムチを振るった。外から安藤勝騎手のアドマイヤモナークが猛追してくる。「一瞬の切れで勝負する馬。
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外を回っては届かない」。そこで、あえて芝がはげて茶色くなった馬場の内に進路を取った。サンバレンティンはラチに沿って脚を伸ばし、モナークの追撃を振り切って1馬身1/4差の快勝。後藤は「ゴールが遠ければ遠いほど伸びそうな感じだったよ」と余裕の勝利をアピールした。
この日、後藤は2Rで落馬。後ろから来た馬に左足ふくらはぎの内側を蹴られた。「あの時に馬場のどこがいいか、悪いかを確認できたよ」とちゃめっ気っぷりに笑ったが、その後は痛み止めを飲んでの騎乗。下馬したり、クラが触れただけでも痛みを感じたが、ひたすら耐えた。「チャンスがあるなら(乗りたい)と関係者に自分のわがままを通させてもらった。途中でやめて自分が乗るはずだった馬を競馬で見るのは悔しい」...
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