「プロキオンS・G3」(8日・阪神)、重賞連覇へ万全だ。充実一途のワイルドワンダーが、美浦坂路で迫力の動きを披露した。前走は折り合いに苦労しながらも圧勝。得意の千四への距離短縮となる今回、陣営は自信をのぞかせる。秋にG1戦線を進むためにも負けられない。リミットレスビッドは栗東坂路でしまい重点。ソフト仕上げで巻き返しへ。久々のドンクールは栗東Bで好時計。賞金加算を命題に復帰戦に力が入る。
体調の良さは黒光りするボディーが物語る。充実期を迎えたワイルドワンダーが、美浦坂路で豪快な動きを見せた。久保田師自らがまたがった最終追い切り。1本目に4F61秒0で駆け上がったあとの2本目は、2F目から12秒1、12秒1と速いラップを刻んで、ラスト1Fも12秒2。
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強めのタッチで、4F49秒9の好時計をマークした。
「楽な感じで4F50秒を切ってきた。暑さに弱い馬だから、追い日が涼しくて良かったよ。毛ヅヤがいいし状態は何の問題もないね」。手綱越しに伝わった感触に、久保田師の口調も滑らかになる。前走のアンタレスSは“強い”のひと言だった。鞍上の岩田は道中折り合いに苦しみながら懸命に手綱を押さえ込んだ。我慢に我慢を重ねた結果、直線で外に持ち出されてからの伸びは豪快。解き放たれた矢のように、淀の直線を一気に突き抜けた。
前回の千八から、今回は〈3010〉の実績を残す千四に変わる。「距離が短くなるのは競馬しやすい...
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